8チームに所属するプロ選手が年間を通して試合を実施する、「Shadowverse(シャドウバース 通称シャドバ)」の国内最高峰のeスポーツ大会「RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24」の 3rd Season 予選が9月3日(日)に行われました。
今回は、ののさん選手が4回戦~7回戦の振り返ります。
<約束の竜神>ののさん

名古屋OJA ベビースター所属のeスポーツ選手。
プロのゲームは、Shadowverse(シャドウバース)。
地元名古屋を愛し、日々eスポーツの普及に尽力している。
eスポーツ高等学院 教務課/講師
RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24とは

RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24 3rd Season 予選の本配信はこちら。
RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24とは2023年6月から2024年2月に渡って開催される、eスポーツプロ選手による国内最高峰のShadowverse(シャドウバース)の大会です。
RSPT 23-24 1st seasonの予選は8チームの選手が総当たり7戦を戦い上位3名ずつ(2Pickフォーマットは上位4名)が本戦に進みます。
名古屋OJAベビースター各選手のRSPTへの意気込み記事はこちら






RSPT 23-24 3rd season 試合の振り返り編【後半】
今回の記事では、RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR 23-24 3rd Season 予選での私のプレイについて振り返ります。
全て振り返ると無限に記事が伸びるため振り返りで分岐点だったと思われた箇所を中心に対戦相手1人につき1~2スクショでお送りします。



細かいプレイは全て載せきれないので割愛している部分が多いです。
ご了承ください。
1回戦~3回戦はこちら!


持ち込みデッキ
ゴーストネクロ と 回復ビショップ を持ち込みました。
持ち込み理由については、本戦のデッキ選択もあるため今回は割愛します。
4回戦 だーよね選手(よしもとゲーミング)


ここから《ツインシスター・アスカ&シオリ》の使いまわしがリソースを確保しつつリーダーを回復するので粘り強かった。
ゴーストネクロ側が《マスカレードゴースト》欠損のため盤面で圧をかけることができず敗北。
5回戦 Atom選手(福岡ソフトバンクホークスゲーミング)


《大海の征服者・ロジャー》の進化時効果のリーダー付与がかかっている、盤面を処理した場合財宝カウントが7達成する、盤面が強い
で苦しい局面ですが、ロイヤル側が3t目に《千金武装の大参謀》で《商人の鑑定》以外をチョイスしていないことを祈って《戒律の諜報員》進化+《戒律の諜報員》+《メタトロン》で盤面をロックしながら次のターン一気に返す勝負手。


《神託の旅立ち・ジャンヌ》の横に《不退転の乙女・キーラ》が立っていることが細かいポイントで相手の《出航の咎人・バルバロス》の進化時効果の1面破壊からの疾走を通しません。
リーダーの体力がやや少ないので《潮流の砲手》や《戦慄の海賊旗》の飛び道具で削られ切ったら負け(割り切り)でした。
6回戦 ユーリ選手(DetonatioN FocusMe)


共に手札をほとんど吐いてリーダーの体力も残りわずか。
《ゴーストバニッシュ》は2ターン目に使ってしまったのでデッキ内に残り2枚。
前のターンドローで少しめくったことが功を奏し、盤面形成ができる《マスカレードゴースト》を引いてきました。
《マスカレードゴースト》+《ミカエル》と盤面で相手の面を処理しに行っても《タムリン》が残ってしまいますが守護が複数あるので大丈夫だと自分に言い聞かせます。
ここで最後に《忠犬のゴースト》を1コストで切ってしまったのがミスで相手の《想望の少女・カノン》の3回復を見落としてしまっており打点が足りなくなってしまいました。
前のターンまでは《忠犬のゴースト》をエンハンス8で切る意志があったのですが想像より体力が削られたことで思考がずれてしまい反省。
かなり捲られましたが、デッキトップがぎりぎり繋がって勝利。
7回戦 Takumi選手(NORTHEPTION)


序盤から《メカニカルドッグ》3連打からの《ブルーミングダンサー》から《希望の断片・キリエ》、《ダブルアームレスキュー》融合 と綺麗に繋がって先5で進化5回(!?)と強すぎるムーブをされていますが、いつも手札に来てほしくないと祈っている《華麗なる淑女・エルヴィーラ》が逆に手札に合ったおかげで切り返しができました。
《華麗なる淑女・エルヴィーラ》進化で《希望の断片・キリエ》を処理して《戒律の諜報員》伏せ。
ネメシス側は《メカニカルドッグ》を使い切っているので上手く盤面をあけて進化回数を稼ぐことができません。
《戒律の諜報員》は取られてしまう可能性がありますが、不本意な手札を引き出せる可能性もあります。
《神託の旅立ち・ジャンヌ》連打で逆転させることができました。(BO3は敗北)
ののさん選手の年表!


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おわりに
BO1単位で粘って拾えた試合のお陰で予選2位通過することができました。
ゴーストネクロは《マスカレードゴースト》欠損した試合がかなり厳しく 快勝した試合と探し続けて終わってしまう試合で振れ幅大きかったのであまり画像は載せられませんでしたが、持ち込みとしてはよかったと思います。
どちらのデッキも本戦でも使いたいですが、対戦相手が決まっていてメタの都合上手放さないといけないこともあるなと本戦での持ち込みを悩みつつ記事を書いています。
いつも応援してくれる方や練習相手に恩返しの意味を込めて本戦でも結果を出せるよう頑張ります!!