野球大好き少女の私がeスポーツの世界に出会う(後編)

球大好き少女の私がeスポーツの世界に出会う(後編)

こんにちは! ライターりほです🌻

現在名古屋OJAと愛知eスポーツ連合でインターンをする私がここに至るまでどんなことをしてきたのかを書いています。

今回はその後編!

前編で詳しく書いているのですが、高校まで野球をやっていて、スポーツビジネスに興味があったのでガチスポに参加しました。

普通の大学生だった私が、ガチスポを通してどのように変わっていったのかを今回の記事でお伝えしたいと思います。

前編をまだ読んでいない方は、ぜひ前編もチェックしてくださいね。

前編はこちらからチェック!

この記事を書いた人
りほ

りほ

名古屋OJA/愛知eスポーツ連合・インターン

小中高と野球一筋。2022年、Baseball5日本チャンピオンに輝く。

eスポーツ界でも持ち前の探求心は健在。こだわり抜いた記事でeスポーツの魅力を伝える。

『名古屋・東海スポBizカレッジ(通称”ガチスポ”)』1期生。

目次

私とガチスポと野球と

後編に入る前に改めてご説明しておきます。

文中でたくさん出てくる”ガチスポ”とは、愛知eスポーツ連合が主催する学生向けのスポーツビジネスサークルです。

私が愛知eスポーツ連合やeスポーツと出会ったのはこのガチスポがきっかけです!

そして、私の成果からガチスポの素晴らしさを知っていただけると嬉しいです。

さらに、私がいま日々向かっている夢についてもお話します。

りほ

後編も是非最後まで読んでくださいね!

ガチスポでの経験

ガチスポでは、毎週スポーツビジネス界のトップランナーの方に来ていただき、講義をしていいただきます。

スポーツビジネスを学んだことがない私にとって、毎週の講義の時間がとにかく新鮮で貴重でした。

講義だけでなく、その後講師の方との交流の時間もあり、なんでも話せる機会がありました。

私はいつもそこで「女子野球をどうにかしたいんです!」と言い続けていました。

するとどの講師の方も真剣に耳を傾けて下さって、アドバイスをくれる方もいれば、私の課題感を一緒に考えてくれる方もいました。

ある講師の方が「女子野球チームにアポイントをとってヒアリングしてきなよ!現場の人の声聞いてきなよ!メッセージ送るのに損はないから!」と背中を押してくださいました。

背中を押していただいて勢いがついた私は、言われた通り女子野球チームのお問い合わせフォームにメッセージを送りました。

すると、なんとアポが取れて実際に関西のチームの練習にお邪魔させていただくことができました。

りほ

我ながら、すごい行動力…!

その他、ガチスポは講義だけでなく実践面のコンテンツもあり、企画のために連日チームで打ち合わせをしたり、Jリーグの試合の裏側見学をさせてもらったりしました。

実際に自分で考えたり、現場を目にしたりすると新たな発見がたくさんあります!

色んな場面で色んな方に背中を押していただき、ガチスポを通してたくさんの貴重な経験をさせてもらったおかげで、自分が本当に人生をかけてやりたいことと向き合うことができました。

自分の進路と向き合う

ガチスポと出会ったのは大学3年生の冬。

周りは就活モードでインターンだとかESだとか、そういう話題でいっぱいでした。

当時私は卒業後の進路に悩みまくっていました。

就活しないといけないんだけど、周りと同じようにやってても全然ピンとこないし、どうすればいいかわからない…。

りほ

そんな私を変えるきっかけをくれたのも、ガチスポでした。

ガチスポの活動の中で、スポーツビジネスに対する知見が深まり、自分の将来に対してこれまで以上に色んなことを考えられるようになりました。

将来女子野球を何とかしたい、だけどその課題を感じる対象って本当に女子野球だけだろうか、私が本当にやりたいことを達成する手段はスポーツ業界に就職することだけなのだろうか…。

狭かった視野がどんどん広がっていく感覚がありました。

ファーストキャリアでスポーツ業界を目指すか否か、すごくすごく迷いましたが、結局ガチスポでの学びを踏まえて自分の心に素直に従い、スポーツ業界を志して就職活動をしようと決意しました。

本格的に就職活動をするようになると、ガチスポが終わっても相談に乗ってくれる人、面接練習に付き合ってくれる人がいました。

りほ

どうしてガチスポで出会う人たちはこんなにも親切で、なんて優しいんだろうと感激していました!!


うまくいかないことももちろんたくさんありましたが、たくさんの人に支えられ、最終的にはスポーツメーカーから内定をいただき、4月からスポーツ業界で働けることになりました。

りほ

それはもう本当に嬉しかったです。

ガチスポに出会わなかったら、こうして自分で道を切り開くことはできなかったと思います。

幻の日本代表になる

実は、ガチスポ1期生もやりきり、就職活動を終えましたが、ガチスポはここでめでたしめでたしとはならないんです!

スポーツメーカー内定者を出して終わりではないんです。

すごいですよ、ガチスポ。

りほ

なんと日本代表も輩出しちゃいますから!

1期生としての活動は終了していた2022年6月頃、愛知eスポーツ連合の代表理事・片桐さんからガチスポ生にメッセージが投下されました。

ヴェルディにBaseball5という競技のチームができます。いつか名古屋でもチームを作りたいです。手伝ってくれる人募集!

Baseball5というのは男女混合の手打ち野球で、野球・ソフトボールに次ぐ第三の野球ともいわれているアーバンスポーツです。

女子野球選手が公式アンバサダーとして活動していたので、この競技のことはもともと知っていました。

やってみたい!と思い片桐さんに連絡をすると、「りほさん、Baseball5の日本代表になってきて」と、とんでもない無茶ぶりを言い渡されました。

すると、とんとん拍子で事が進み、Baseball5の選手として東京ヴェルディ・バンバータに加入することが決まりました(^^)

そして、2022年7月に行われた日本代表決定戦。

東京ヴェルディの一員として出場すべく、岐阜の田舎の小娘は遥々と東京へ向かいました。

実は私、この競技は一回もやったことがなく、プレーするのはこの日本代表決定戦当日が初めてでした(^^;

りほ

本当に大丈夫か?

そう思いつつ当日会場に向かいました。

しかし、いざプレーしてみると初めてでも意外とできちゃう!

温かいメンバーの皆さんに迎え入れてもらって、本当に楽しくBaseball5をプレーしてきました!

野球のルールさえ知っていれば簡単にできちゃう、これがこの競技の魅力です!!

初日の予選を通過し、決勝トーナメントで激戦を勝ち抜いた結果、なんと東京ヴェルディ・バンバータ、優勝しちゃいました!!!

りほ

え!!!びっくり!
本当に片桐さんの言う通り日本代表になっちゃった!

この後、大人の事情でアジア大会には出られないことになってしまいましたが、この大会で日本一に輝いたのは紛れもない事実です。

チームのみなさんの大活躍のおかげで、田舎の普通の大学生が日本チャンピオンになってしまいました。

突破口はBaseball5だ!

このような偉業を成し遂げることができ、すごく嬉しかったです。

それと同時に、純粋にBaseball5が楽しかったです。

同じフィールド上に男子と女子がいる。

高校で野球をやるうえでは許されなかったことが、Baseball5では公認されているんです。

それが本当に感慨深くて、それ以外の点でもこの競技に色んな可能性を感じました。

りほ

名古屋に戻っても広めたい!

まずは名古屋にBaseball5を広めるために、私が名古屋にチームを作っちゃおう!

ということで2023年、名古屋OJAにBaseball5部門を設立することになりました!

シャドウバース、ストリートファイターだけじゃない、リアルスポーツでも一緒に名古屋を盛り上げていく、最高のクラブを目指して新部門設立に奔走しています!

そして今

そして今私は、名古屋OJAに新部門となるBaseball5チームを立ち上げるため日々活動しています。

それだけでなく、愛知eスポーツ連合のインターンとしてeスポーツに関わるお仕事もさせてもらい、ガチスポ2期の運営も担当しています。

ガチスポ2期は完全に学生主体で運営されています。

ガチスポのOBから次の運営メンバーが集まる、その仕組みがあるから持続可能的に今後も続いていく、素晴らしいコミュニティです。

eスポーツとの出会いはガチスポでした。

ガチスポから始まって今回の記事で書いたような経験をしてきて、今は名古屋OJAと愛知eスポーツ連合の一員になり、4月からはスポーツメーカーに就職してスポーツ業界で働くことが決まっています。

りほ

自分でいうのもなんですが、ガチスポの思惑通りというか…。

まさに私はガチスポが目指す人材育成を体現した存在だなと感じています。

ガチスポ2期から私のようにというと偉そうですが、これからも私みたいに名古屋OJAや愛知eスポーツ連合で活躍してくれる学生が出てきてくれるよう、運営としてコミットしていきたいと思います。

ガチスポの素晴らしさを伝えたい!

前編・後編に分けて私の体験や思いを書いてきました。

自分語りになってしまいましたが、愛知eスポーツ連合が主催する”ガチスポ”が、私のようなeスポーツ・スポーツ従事者を生んだのはまぎれもない事実です。

私の体験談を通して、愛知eスポーツ連合、ガチスポの素晴らしさが伝わればいいなと思います!

そして、名古屋OJAに生まれるBaseball5部門にもご注目くださいね!

名古屋OJAが、これから日本にBaseball5をもっともっと普及させる”革新”の中心になりますので。

これからもeつくでも記事を書いていきます!

引き続きよろしくお願いします!

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