こんにちは! 東京ヴェルディeスポーツでインターンをしているおっちです。
eスポーツ×教育をテーマにした「リアルマイクライベント」の舞台裏についてレポートします!
今回は後編です。
準備を進めてきたイベントもついに当日を迎え、実際に子供たちと触れ合う中でのたくさんの気づきがありました。
ぜひご覧ください!

おっち
東京ヴェルディeスポーツ・新規事業担当
サッカー一筋17年。現在はコーチとしての活動にも日々注力している。
指導で培った言語化能力を活かし、多彩な語彙で読者を魅了する記事を執筆する。
『東京ヴェルディカレッジ』2期生。
マイクライベントのレポート(後編)

マイクライベントの当日の様子をご紹介します。
イベントの前準備はこちら!

マイクライベントの流れ
「理想の街をつくる!」というのが今回のマイクライベントのゴールでした。
そのゴールのために、当日は大きく4つのパートに分かれてイベントを進めました。
①チームごとに分かれて企業名や理念の設定

参加者は、2人ペアになってそれぞれが思い描く理想の会社を作っていきます。
水をテーマにした会社、セキュリティを極限まで強化した会社など、自分には思いつかないような独創的なアイデアで会社の理念を考えていたのが印象的でした。
大人に近づくにつれて思考が凝り固まっていくということはよく言われることですが、これがそういうことなのかと実感した瞬間でした(笑)。
今回キラキラした目で自由な発想をする子供たちを見て、改めて子供と関わることは楽しいなと感じました。
子供と関わるということで、つい忘れていた視点や新たな発見をもらえるので、今後も色々な関わりを持っていき、成長できたらいいなと考えています。
②マイクラによる設計図の作成
街の設計図作成はもちろん「マインクラフト」で行いました。
参加条件にマインクラフト経験者という条件を付けたので、設計の部分は問題ありませんでした。

個人的には、子供たちがマインクラフトのやり方や裏技などを教えてくれたのがとても嬉しかったなと思います。
ただ、マインクラフトが大好きな子たちだったので、いつまで経ってもマインクラフトをやっていました。
運営側としてはスケジュールがあり、次のステップに進ませなくてはならないので、その声掛けを必死に行いました。
③ブロックの組み立て・色塗り


チームで思い思いの会社を作り街の設計図を作った後、いよいよ自分たちの理想の街を現実世界として作っていきます。



今回のイベントで一番大変なのはこのパートではないかと思います。
なぜなら、1cm角の木材400〜500個を組み立てていくからです。
組み立てが大変だと感じたことは子供たちも例外ではなく、なかなか苦戦をしていました。
小学校低学年の子は上手く木材が接着できなかったり、グルーガンが熱くて駄々をこねてしまったり、作業を続けてもらえるような声掛けをしていくのが正直とても難しかったです。
そういった子には、大人が付きっきりで作業を伴走してなんとか完成まで辿り着くことができました。
反対に、小学校高学年の子は黙々と作業を続けていて、さらには低学年の子たちのサポートに回る姿も見られました。
たった数年でここまで成長するのかというのが率直な驚きでした。
色塗りに関してはそこまで大変な作業はなく、参加者全員がスムーズに終えることができました。



唯一大変だったのは、シブヤeスタジアムを絶対に汚さないようにすることです(笑)
絵の具が付いた筆や、筆を洗うバケツを色々なところに持ち運ぶので、実はずっとヒヤヒヤしていました。
そんな反省を活かして、二回目の開催時には絵の具ではなくカラーマーカーで色塗りを行いました。


④自分たちの街の魅力を全体にプレゼンテーション


最後に、今回のイベントの総括として、自分たちの成果の発表を行いました。
大型ビジョンの前で話す経験は今まで無かったと思うので、みんな緊張している様子でした。



ここでも上級生が下級生をサポートするという姿が見られました!
緊張している子に対して、何を言えばいいかこっそり教えていたり、堂々と発表して背中で先輩らしく振る舞ったりしていました。
イベント当日の嬉しかったこと〜参加者と触れ合って〜
このイベントには小学生以外に中学生も複数名参加してくれていました。
中学生は大人な考えを持っていて、色々なことを話すことができ嬉しかったです。
休憩時間に一緒にお昼を食べにいき、今どんなことをしているのか、将来はどんなことがしたいのか、など色々話をしてくれました。
またその中で、なぜこのイベントに参加してくれたのか、どうやってこのイベントを知ったのか、といったイベント集客に関することもフィードバックとして聞くことができました。



今後の施策の参考にしたいと思います!
イベントを通じて自分を見つめ直す



自分は何のために生きるのか。何がしたいのか。
このような根本的な問いにぶつかったのは、この事業に携わってから見えてきたことです。
就活も重なり、自分のことを考える機会が増えました。
自分のことを考えると同時に、自分の本音、心の底で考えていることが見えてきたような気がしています。
今回の経験を必ず活かして、次のステップに進んでいきたいです。