【RTAおすすめ動画4選】シャドバプロがeスポーツの広い世界へ誘う。

シャドバプロがeスポーツの広い世界へ誘う。RTAのすゝめ。

名古屋OJA ベビースターのさにです。

突然ですが、eスポーツってほとんど対戦ゲームですよね。

我々のやっているシャドウバースは1vs1のカードゲーム、名古屋OJA BODY STAR Mildomがやっているストリートファイターは1vs1の格闘ゲーム。

日本でも大々的にリーグをやっているLoL(リーグオブレジェンズ)は5vs5のMOBAだし、VALORANTやらApex LegendsやらプロシーンのあるメジャーなFPSは基本的にリアルタイムの対戦相手がいます。

今挙げたゲームは全て「対戦相手を打ち負かし勝利する」のが基本的な遊び方です。

ところでリアルスポーツでもサッカー、野球、柔道……と、対戦形式が根本をなすスポーツが沢山あります。

その一方で、陸上、水泳、フィギュアスケートなど「己を高め、記録を更新する」ことでその記録を競うスポーツがたくさんあります。

eスポーツとしては1人でもプレイできる音楽ゲームを扱っているBEMANI Pro Leagueなんかもありますが、「記録を競う」タイプのゲームは身の周りではeスポーツとは扱われていないことが多い気がします。

当然そういう競い方はゲームでもできる訳で、それがどこで行われているかということの答えの一つがRTA(リアルタイムアタック)です。

今回はRTAについては素人なものの、楽しく観戦している自分が「eスポーツ観戦が楽しいならよければRTAも見てみない?」と勧誘する記事になります。

この記事を書いた人

二択の天才職人さに

名古屋OJA ベビースター さに

名古屋OJA ベビースター所属のeスポーツ選手。

プロのゲームは、Shadowverse(シャドウバース)。

理系大学院卒の地頭の良さをShadowverseでも発揮。

2Picker最強といっても過言ではない。

目次

RTAとは?

RTAとは、リアルタイムアタックの略であるゲームをスタートラインから始め、特定の目標を達成するまでにかかる実時間を競うという概念です。

さに

特定の目標とは「全クリア」とか「このステージまでのクリア」とか「アイテム図鑑を埋める」とかですね。

何故、R(リアル)がついているのかというとゲーム内で計測される記録があるゲームもあるからです。

こういうゲームではTA、タイムアタックとだけ言われるパターンもあります。多分こっちの概念が先にあったんでしょうね。

ゲームによっていろいろな達成の指標があるところを「時間」という一つの軸に落とし込むことで分かりやすい競技になったのがこのRTA。

驚くほど多くのゲームで様々なカテゴリーが作られ、RTAは世界中で多数のユーザーに楽しまれています。

カテゴリーというのは水泳でいう「平泳ぎ」「自由形」みたいな感じです。

「最初から初めてエンディングに辿り着く」Any%カテゴリー、「裏ボスを撃破する」だとか「全てのイベントを見る」といったゲームのコンプリートの時間を競う100%がよくみられる達成目標です。

さに

他に「最初の1ステージをクリアする」など手軽なものもあります。

これに加え、バグの使用はありか無しか(無しの場合Glitchlessと言います)、乱数調整を用いるのはありか無しかなどのオプションが定められる場合もあります。

このRTA、記録されている場所は多くありますが、主なコミュニティとして、speedrun.comというサイトであらゆるゲームの記録が競われています。

「スーパーマリオ64」は遥か昔のゲームなのに世界中に6000人以上の走者がいて今でも記録が更新され続けています。

(出典:speedrun.com

世界の「Minecraft」も幅広いレギュレーションでやはり6000人以上の走者が競っています。

我らが「Shadowverse」にだって25人と少ないですが走者がいます。

(個人的な話:運営型の更新が終わっていないゲームでタイムアタックするのって競技としてアリなの?と思いますが、speedrun.comは懐が広いようです)

英語にはなってしまいますが、試しに自分のやり込んだゲームについて調べてみてください。多分ありますよ。

RTAってどこで見られるの?

さに

初心者におすすめはGoogleやYouTubeです。

前述のspeedrun.comでも、ランキングに載っているプレイヤーの名前をクリックすることで埋め込みで動画を見ることができます。

ただ、素人にとってはRTAは解説がある方が楽しいです。

Google、あるいはYouTubeなどで「[ゲーム名] RTA」または「[ゲーム名] RTA 解説」などと検索して出てきた動画を見るといいでしょう。

RTAの検索方法例

ピクミン RTA」の検索結果

全般的に凄いのでピクミンシリーズをやったことのある方にはおすすめです。

ゲーム名を特定した検索についてはおおむねこれでいいでしょう。

そしてなんといってもオススメしたいのがお盆ごろと年末年始の年2回行われる大規模イベント「RTA in Japan」。

今見たら小規模な番外編であるexについて書いてありました。

開催期間中は一日中いつチャンネルをつけても何かしらのゲームがやっており、解説もついているので知らないゲームでも楽しめます。自分はここからRTAを鑑賞するようになりました。

アーカイブもYouTubeにまとまっています。

さに

気になるゲームがあったら是非見てみてください。

また他にもRTAイベントはそこそこの頻度で開催されているので調べてみてください。

シャドバプロが選ぶRTAおすすめ動画4選

基本的には自分がやったことのあるゲームを見るのが圧倒的にオススメです。

やり込んだゲームだとなおよし。RTA in Japanの再生リストなどから目についたタイトルを見てみましょう。

やったことのないゲームについては結構ネタバレのあるものも多いので、ストーリーが重厚なものは(将来的にプレイする可能性があるなら)避けた方がいいかもしれません。

さに

さっそくおすすめのRTA動画をご紹介します。

アクションゲームはプレイヤーの超絶技巧が分かりやすいので盛り上がります。

RTA in Japan Winter 2022では「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」などですね。

スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

さに

特に任天堂のゲームは走者が多くプレイが洗練されていると感じます。

逆にマイナーゲームはそれはそれで味があって面白いです。

「Trials Rising」とかカッコイイ~と思いながら見ていました。

Trials Rising

さに

結局走者が凄ければ(あとトークが面白ければ)なんのゲームでも面白いかもしれねえ……!

リングフィットアドベンチャー

当時ものすごく話題になった「リングフィットアドベンチャー」のRTA動画は非常におすすめです。

これはやったことがなくても一見の価値あり。

さに

Twitchでコメントを見ながらが楽しいのでおすすめです。
30分程度なので是非ご覧ください!

RTAの世界は無限に広がっています。

興味を持ったら他のイベントなどにもどんどん手を広げていきましょう。

リアルタイムでコメントを見ながら盛り上がるのは楽しいです。

自分でもやってみたい!

までいったら

それはもう……

さにを超えています!

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RTAはゲームのアツい楽しみ方の一つ!

今回は他人のプレイするゲームのアツい楽しみ方の一つ、RTAについて紹介しました。

本当にRTA自体については素人なのですが、年2回のRTA in Japanは楽しみにしているので是非この楽しさを共有できたらなと思い執筆に至った次第です。

知識的な間違いがあったらごめんなさい……!

この記事を読んでRTAの鑑賞に興味を持っていただければ嬉しいです。

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