こんにちは。名古屋OJA ベビースターの隼人です。
2023年2月4日(土)、2月5日(日)に開催された「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 大阪」に参加し、24位入賞しました。
この記事では、どなたにでも読んでいただけるような簡単なレポートをお届けします。
<最効率のハンター>隼人

名古屋OJAのカードゲーム部門「名古屋OJA ベビースター」リーダー。
プロのゲームは、Shadowverse(シャドウバース)。
29歳にして、カードゲーム歴21年のベテランプレイヤー。
愛知県安城市 ケンサチeフェス実行委員長
Shadowverse EVOLVEとは

「Shadowverse EVOLVE(シャドウバース エボルヴ)」は対戦型オンライントレーディングカードゲーム(以下、TCG)「Shadowverse」がリアルカードゲームとなった本格対戦TCGです。
プレイヤーが自身の用意したデッキを用いて、対戦相手と1対1でバトルをして、先に相手の体力を0にした方が勝利です。
Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 大阪レポート

Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 大阪参戦のレポートです。
不安の中迎えた大会当日
今回の大会は参加することをかなり前から考えていたのですが、Shadowverse EVOLVEを一緒に練習する相手が居らず、困った私は近所の公認大会での試合を練習の場としていました。
しかし、驚くほど公認大会で優勝しませんでした。

1月は8回公認大会に出て1回しか優勝していません。
それどころか2敗することまである始末で自信をすっかり失っていました。
そうは言っても大会は待ってくれません。当日がやってきてしまいました。
記事執筆時点で、Shadowverse EVOLVEでは次の6クラスと1タイトルでデッキを組むことができます。
- エルフ
- ロイヤル
- ウィッチ
- ドラゴン
- ナイトメア
- ビショップ
- ウマ娘プリティダービー(タイトル)
私の使用したデッキはウマ娘プリティダービーのデッキだったので、会場内に展示されているパネルの中からウマ娘のカードを選んで記念撮影。
この写真に映っているダイワスカーレットは阪神競馬場の芝1,600mのレースで優勝している縁起の良い競走馬がモチーフとなっているキャラクターです。
強者と競い合うDay1
Day1はとにかくラッキーが重なり、5試合目でなす術もなく負けてしまったものの、7試合が終わった段階で6勝1敗という好成績。
Day1は8試合中6勝以上でDay2に進出できるというルールなのでとりあえず一つのハードルを越えたということで一安心です。
予選ラウンドはスイスドロー形式でマッチングが行われており、若い数字のテーブルに好成績のプレイヤーが集まります。
私自身もこの時点では上位に居るので、毎回若い数字のテーブルに呼ばれますが、周りには公認大会で見かける面子がズラリと並んでいました。
どうやら、私は知らずに強者が集まる公認大会に出場していたようです。
道理で勝てなかったわけだと腑に落ちました。
それと同時に、練習相手を求めて出場した大会で偶然強者たちと競い合うことができていた幸運に感謝しました。
最終戦も厳しい試合をラッキーで勝利し、7勝1敗で帰路に就きました。
会場のインテックス大阪を出て人の流れにボーっと付いていくと、目的とは違う駅に着いてしまいました。
慌てて改めて目的の駅を目指して歩きますが、駅周辺で歩道が通行止めになっており、大幅に引き返すなどアクシデントに見舞われながらもなんとか帰宅しました。


手応えと反省のDay2
Day2は朝が早く、寝不足を感じながら戦っていました。
第9ラウンド(Day2の第1試合)で勝てそうな手札の試合で負けてしまい、練習不足を感じながら迎えた第10ラウンド、サブフィーチャーマッチに呼ばれました。
試合内容は手札に恵まれた一方的な展開でした。



配信の動画です。
サブフィーチャーマッチには残念ながら実況も解説も付いていないのでやや玄人向けですが、雰囲気を知りたい方はご覧ください。



余談ですが、解説の原根健太さんのことを私はかなりリスペクトしています。
第10ラウンド終了後、少し時間があったのでスリーブを入れ替えました。
スリーブの摩耗によってカードが判別できるようになってしまうといけないので、こまめにスリーブを変えておくことはリアルのカードゲームでは非常に重要です。
しかし、その作業の後の第11ラウンドの席に移動したところで大事なプレイマットが鞄に入っていないことに気づきました。
おそらくスリーブの入れ替えを行ったテーブルに忘れてきたのだろうと思い、いったん目の前の試合に集中します。



この試合も手札に恵まれ、ゲームに勝利することができました。
急いで先ほどのテーブルに戻りますが、プレイマットは影も形もありません。
がっかりしましたが、今落ち込んでしまうのはもったいないと思い、会場内の物販ブースで会場限定のプレイマットを購入しました。





自分の機嫌は自分で取るのが大人というものです。
第12ラウンドでは、ついに公認大会で鎬を削った強者との対戦。
たまたまこちらの手札が良くてこの試合は勝利しました。
過去の対戦で負けたことのある相手に対してこの場面で勝ちをもらうのはとんでもないラッキーでした。
第12ラウンド終了時点の順位は8位。
この2日間で競い合った対戦相手が実力者揃いだったため、自身の勝敗の次に順位に関係のある「予選ラウンドに試合を行った対戦相手の平均試合勝率」が高く、同じ10勝2敗の選手の中ではかなり上位に居ました。



嬉しさのあまりナリタブライアンをモチーフにしたウマ娘との記念撮影です(笑)。
しかし、この次の第13ラウンドで手札にナリタブライアンのカードが押し寄せてきてなす術も負けるというのだから世の中は上手くいかない。
この時点で、上位64位以内の賞品は高確率でもらえそうだけど、8位以内に入るのはかなり厳しいという状況になりました。
第14ラウンドを勝利し、改めて順位表を確認します。
「予選ラウンドに試合を行った対戦相手の平均試合勝率」がとんでもなく高い。
第15ラウンド、自身の勝利は前提ですが、他のテーブルの勝敗がうまく噛み合えば8位以内の目もギリギリ残っているかもしれないという認識で試合に臨みます。
しかし、試合中にとんでもないポカミス。
結果、勝敗を分けた分岐はそのミスではなかったと結論づけましたが、とはいえ大事な場面でポカミスが出るのはよろしくない。



自身の修行不足を再認識したのでした。
結果発表


第15ラウンドの全試合が終わって順位が発表されます。



自分の順位は24位。
上位64位以内に入賞し、賞品を受け取りました。
1,445人の中の24番目なので、大会参加前の自信の度合いからすれば望外の結果と言えますが、この2日間の運の良さからすると、もっと練習していればと後悔の残る結果に終わりました。
ちなみに、もし第15ラウンドを勝利していた場合は9位でした。



Day2の1試合目である第9ラウンドで練習不足を露呈したのが一番の反省点でした。
嬉しかったのは、第12ラウンドで対戦した方がベスト4に入賞してJapan Championshipの権利を獲得したことです。
勝っても負けても試合後に爽やかに会話できる紳士なので良い結果を残して欲しい。
実力は間違いないので、彼にほんの少しの幸運が訪れることを祈っています。
これからもShadowverse EVOLVEやっていきます
私自身は、Shadowverseのプロである以上、アプリ版のShadowverseの優先度が高く、Shadowverse EVOLVEにリソースを使えない期間というのがどうしても発生してしまいます。
ですが、今回の大会のようなある程度準備して臨める時期に大会がある場合には積極的に参加していきます。