2024年11月30日(土)に、東京ヴェルディのホームゲームにて『THANKS FES.2024 supported by ゼビオグループ』を開催し、天気にも恵まれた当日は26,000名を超えるご来場者の内、16,831名の方に下記のイベントをお楽しみいただきました。
「こころを動かす体験」をコンセプトに掲げて、「みんながたのしいスタジアム」を体感していただく様々なイベントを行いましたので、紹介いたします。
【試合前のピッチ横でマルチスポーツ体験】
一般社団法人 東京ヴェルディクラブとスポーツ体験機会の少ない子ども達への機会提供の取組みを協働しておこなっている認定特定非営利活動法人 キッズドアが支援しているご家庭から、主にひとり親家庭の子どもたちを対象にマルチスポーツ体験が行われました。このイベントは試合前のピッチの真横で行われ、子どもたちは下から見上げるスタジアムの大きさに目を輝かせていました。
ここでは野球・セパタクローの2種目の体験が行われ、子どもたちは生き生きとした様子で楽しんでいました。参加した子どもたちからは「難しかったけど、楽しかった!」「やったことのないスポーツをするのは楽しい!」と嬉しそうに話してくれました。保護者様からも「そもそも運動する機会が少ないので、こういった珍しいスポーツを運動するきっかけにしてほしいですね。」と、このイベントの継続開催を期待する声をいただきました。
また、参加者にはDUARIGの防寒グッズが贈呈され、子どもたちはかっこいいデザインに大喜びでした。小学校1年生の男の子は「これから寒くなるのでたくさん着けたい!」と話してくれました。
キッズドアの担当者様からは「『日本のユニセフになりたい』という思いで現在は活動しています。子どもたちが夢をあきらめることないようにサポートしていきたいです。」という熱い思いをお聞きすることができました。
このイベントの中心となった東京ヴェルディクラブの担当者は「東京ヴェルディクラブは、所属競技から複数のスポーツを「する」「みる」と機会を多くの方に提供していくことを目的に活動しています。
様々な家庭の事情により、子どものスポーツ体験格差の課題があるため、今回はゼビオグループの協力で開催できたが、今後も継続的に開催できるようにしていきたい。本日ご参加のお子さんには単純に楽しんでもらいたい。」と今後の活動にも目を向けていました。東京ヴェルディクラブの今後の活動にもぜひご期待ください!
【選手と一緒に入場するエスコートキッズ体験】
キャンペーンに応募頂いた方の中から当選した11人の小学生を対象として、選手と共に花道を通ってピッチに入場するエスコートキッズ体験を行いました。
体験後のインタビューでは、「お客さんの声がとても大きくてびっくりした!」と素直な感想を伝えてくれる子や、「緊張して選手と話せなかった」と少し悔しそうな子など、貴重な体験からそれぞれの思いを抱いている様子でした。他にも選手と間近に接したことで、「将来はサッカー選手になって、このピッチに立てるような選手になりたい」と将来を語る子や、「憧れの選手と手を繋げて幸せです。この手は一生洗えません」と喜びを隠せない子もいました。
また、SNSでは選手が試合直前に気合いを入れるルーティーンや、相手選手とハイタッチを行うスポーツマンシップを直に感じて、サポーターが選手を迎える際に作り出したコレオグラフィーに感動した。一生忘れないと言う声も聞かれました。
【ゼビオスタッフによる出張 足型計測会】
「足を計測して自分にベストなシューズと出会おう」をコンセプトに、足型計測会が実施されました。ブースでは無料で計測ができ、たくさんの方にご参加いただきました。
測定結果を『スーパースポーツゼビオ調布東京スタジアム前店』に持っていくと、『スポーツプラス スポーツゼリー』をプレゼントする企画も行われました。
さらに、同店ではスタジアムに隣接する店舗という特徴を活かして、先日の試合会場で配布しきることができなかった『オリジナルナップザック』との引換も行っていただき、嬉しそうにナップザックを受け取る様子を見ることができました。
店長の相良さんは「100年先も続いているゼビオを作りたい。この店舗が7年経った今でも、地域の方々にゼビオの存在がまだまだ知られていないと思うので、まずはゼビオにお越しいただき良さを知ってもらいたいです。スポーツをやっていない一般の方もどんどんお店にきていただきゼビオでお買い物をして頂けたらとても嬉しい。」と話してくださいました。
【11競技を体験!マルチスポーツキャラバン】
総合クラブとして活動する東京ヴェルディクラブによるマルチスポーツ体験イベントをアジパンダ広場にて開催!
当日は東京ヴェルディクラブに所属する11チームが集まり(一部コンコースで実施)、誰でも参加できる体験ブースを設置した他、スタンプラリーの実施やゼビオとのコラボブースも出店しました。
マルチスポーツキャラバンを体験した参加者に話を聞きました。
親子2人でご来場いただいたご家族は、「このような体験会があることで、普段味わうことのできないスポーツに触れることができるから非常に楽しい。小学生の間は自分の好きなスポーツを見つける期間にしてほしい。これからのヴェルディの取り組みが非常に楽しみです。」とコメントしていただきました。
また、22歳の方からは、「これから成長する子供達が自分の好きなスポーツを見つける機会の創出ができることは非常に良い流れだと思う。これからのヴェルディの活動に注目です。」とコメントをいただきました。
全部で11チームもあった今回のマルチスポーツキャラバンは、各ブースで子供から大人まで、笑顔が絶えない活気ある時間となりました。スタンプラリーもしっかりと活用し、ステッカーをゲットして楽しそうな子供たちも多く見られました。
今日本のスポーツ界で注目を集めている、マルチスポーツ。民間企業が力を入れて取り組むことは非常に貴重な時間です。今後も東京ヴェルディのマルチスポーツやそれぞれの活動にご注目ください!
また、ハーフタイムには各競技の選手たちがピッチを周回して東京ヴェルディのファン・サポーターの皆さまにご挨拶をいたしました。
近年はファン・サポーターの皆さまだけではなく、選手たちも競技の枠を超えて各試合会場で応援したり、合同トレーニングを行う姿も日に日に増えてきており、この日も積極的にコミュニケーションを取る姿が各所で見受けられました。
【大抽選会】
コンコース上では、ゼビオグループの社員の皆さまに運営いただいた『ゼビオブース大抽選会』を開催!
ゼビオの店頭にお客様をお迎えするマスコットもヴェルディのユニフォームに着替えてお出迎え。長蛇の列の先からはお目当ての賞品が当たったのか、大きな歓声が何度も響いていました。
【来場者特典としてクッションプレゼント】
『THANKS FES. 2024 supported by ゼビオグループ』の開催を記念して、スタジアム来場先着15,000名様に『オリジナルシートクッション』をプレゼントしました。
ホーム最終戦ということもあり、入場開始から多くのサポーターの方々にご来場いただき、オリジナルシートクッションをお渡しすることができました。
さらに、東京ヴェルディの中村社長は先行入場の方とハイタッチを行い、サポーターにパワーを送っておりました!!本日も熱気のある応援をしてくださり、ありがとうございました!
本レポートは、スポーツでこころを動かす仕事を目指して活動中の東京ヴェルディクラブカレッジ生が取材、執筆を行いました。
プロの現場の緊張感を肌で感じたり、来場者の方々の楽しそうな姿を見て嬉しくなったりと、我々も「こころを動かす体験」をすることができました。取材を快く受けてくださったファン・サポーターの皆さま、ゼビオグループおよび東京ヴェルディの各チームの皆様、ありがとうございました。
【東京ヴェルディクラブカレッジ】
スポーツをビジネスとして学ぶ実践型トレーニングキャンプ